製本の極意

サマコン

こんにちは!ヴァイオリンパート2年のUです。
今日はオケ人全員が避けては通れない “あの” 作業についてお話します。

楽譜の製本!!✌️

製本って楽しいですよね!!といっても世の多くの人はあまり経験ないのでしょうか。
何ページもある楽譜が演奏中にバラバラになってしまわないように、楽譜を冊子上にまとめる製本作業がオーケストラではあります。弦楽器は比較的音数が多いので管楽器の人たちより楽譜のページ数が多くなりがちですね。
製本めんどくさーいって思う人も多いようですが綺麗に製本できた時の達成感ってすごいんですよ!!(僕だけかな…)

まずは準備👉

製本の仕方って人によって結構違うんですよねー。世の中には糊で製本する派とテープで製本する派がいます。私は糊もテープも両方使う派です。

糊はテープのりかスティックのりがいいらしいですよ。液体のりだと紙がヨレヨレになっちゃうからね。
テープに関しては製本テープなるものも探せば売っていますが、普通のマスキングテープで事足ります。たぶん。あまり悪目立ちしない見た目のものが好ましいけど、曲にあった柄のテープを探すのも楽しみの一つですよね!(私のお気に入りは↑の写真にあるマステです!!)

楽譜はA3で見開き1枚になるように用意します。A4で用意して製本した方がいいという声もありますがそれは後からどうにでもなる問題なのであまり気にしません(すみません)
印刷した楽譜は半分に折っておきます(当たり前か。)ここで綺麗に折ることと、しっかりめに折り目をつけておくのがポイント。

印刷した楽譜と糊とテープが用意できたらいよいよ製本開始です🙌

製本するぞー!おー!✊

初めは糊でページとページを貼り合わせていきます。最初に背表紙側の一辺だけ貼り合わせてから残りの辺を貼るようにすると綺麗に作りやすいと思ってます。背表紙側が全部ズレずに貼れたら綺麗な製本が保証されると言っても過言ではない(かも?)

あと表紙とか裏表紙が紙1枚でペラペラしてる場合は裏にA4用紙とか厚紙1枚貼って強度を上げておくといいなって思います。夏場は練習場所のエアコンの風で楽譜がふわふわしてしまいがちなので。

全部貼り合わせたら今度はテープの出番です。お気に入りのマステで背表紙をカバーします。この瞬間が一番楽しいです、間違いなく。マステがふわふわ浮かないようにしっかり楽譜を押さえつけながら貼りましょう。

背表紙が貼れたら逆側(バラバラの方)も1ページずつテープでカバーしていきます。正直これはやってもやらなくてもいいレベル。少しだけ譜めくりが楽になったりならなかったり。一応楽譜の補強の意味もあります。一応。
こっちはマステじゃなくてメンディングテープでやってます。メンディングテープは折り目を酷使するとちぎれやすいから製本ではあまり使われないけど、1ページずつ留める分には問題なく使えます。たぶん。あと大学の生協で売ってるから買い出しの手間がかかりません()

お疲れ様でした👏

綺麗に製本できましたか?まあ製本なんかにこだわってるのは私くらいかもしれないけど、長い練習を共に過ごす楽譜たちなのでぜひ愛情込めて作ってあげて欲しいなと思います。あ、譜めくり急がなきゃいけないページはあらかじめ右下に小さく折り目作っておくといいらしいですよ。意外とやってる人が少ない小技。

サマーコンサート2023では以下の曲目を演奏します!綺麗に製本して頑張ります💪
ぜひお越しください!!
チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲
フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲

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